名古屋駅にあるカフェぶーれを既定の会場に、2014年4月からはじまった新シリーズ企画です。(2015年9月以降はカフェ・ティグレでも開催しています。)
「哲学カフェってなんなんだろう」、「哲学カフェに何ができるんだろう」、「哲学カフェに人々は何を求めるのだろう」、など、哲学カフェという活動そのものとそれをとりまく現実について改めて考えてみようという趣旨です。
哲学カフェ自体にまだ参加されたことのない方には、「哲学カフェの哲学」と言われても、自分には無縁なテーマ、と思われるかもしれません。しかし、哲学カフェとは「対話」を通じて「哲学」するという活動です。これについて考えることは、「哲学」について、「対話」について、そして「哲学的な対話」について考えることがきっとその中心になります。おそらく、「カフェ」ということばに象徴される、ある種の「空間のオープンさ」とか「公共性」のようなことについても。
会場のカフェぶーれ
(名古屋市中村区椿町6-27、ホテル ル・ウエスト1階)
もしかすると、「哲学カフェの哲学」とは、ちょっと特殊なレンズを通して「私たち自身」のことを --- すくなくともその一面について --- 改めて考える、というだけのことなのかもしれません。今現在これを書いている私や読んでいるあなたのように、言葉を介して互いにやり取りして公私の生活を営む存在としての「私たち自身」について。
哲学の知識も、哲学カフェの参加経験もいりません。幅広い層からの、真剣なご参加者をお待ちしております。
今後の予定イベント
(検討中です)
過去の開催イベント
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第三回
日時 : 2014年6月1日(日)11:00 - 13:00
テーマ:「わかる/わからない」とはどういうことか?
進行:三浦隆宏(カフェフィロ/椙山女学園大学)
(フォーラム)
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